20230930 みつどもえと僕ヤバリターンズ

今日はブックオフに行った。午前に受ける予定の講義がなぜかなかったので。教室は合っているはずなんだけど……
 
みつどもえ」を読んだ。僕ヤバがとても面白かったので期待していたが,自分の思ったような感じではなかった。
トンデモな三つ子によるギャグ漫画なんだけど,ギャグの癖が強すぎる…なんかドジっ子先生により尿検査の尿瓶がぶちまけられて目薬に間違われて使われそうになったりとか,三つ子の一人であるふたばがおっぱいジャンキーで至る所におっぱいを見出したりとか…品性が下劣すぎる……
 
この作者から僕ヤバが生み出されたとは思えない……市川より余裕でヤバいやつらすぎる。
ネットの評判ではみつどもえが絶賛されていて,僕ヤバは尖りが足りないとかいう声も見かけたが,自分は僕ヤバの方がギャグ漫画としても好きなので,ネットの評判と自分の考え方は違うんだなあと思い知った。
ネットにずっといるとネットの評価が絶対な気がして,自分の意見とネットの主張が違うと自分が間違っているような気がして無意識にネットの主張に迎合しようとしてしまう。やっぱりネットの意見に晒される前にこうやって自分の考えたことを出力する場というのは必要だなと思う。大衆の意見を自分の考えていることと勘違いしないためにも。
 
昨夜は僕ヤバを2巻まで見返した。
 
画力が1巻から2巻にかけてメキメキとあがっていてすごい!最初読んでた時は気づかなかった。こんだけ漫画書いててまだ成長することあるんだ。山田がどんどんかわいくなってる。
思っていたより市川と山田の距離が遠いな……最新刊からだと温度差がすごくて感慨深い。最初は市川⇒山田は拗らせた殺意を持っているだけだし,山田⇒市川に関しては全く無関心だ。1巻時点では両手で数えられるほどしか市川は山田と話してない。
ただ,2人の距離が近くなる決定的なきっかけはいつも市川だな。山田はずっと陽キャの距離感だけど,市川は肝心な時にしっかり行動している。その仕方は不器用だけど。山田が泣いているのを衆目に晒さないためにプレゼン用紙をカッターで破いたり,図書館にポケットティッシュを完備したり。
最初は市川に共感して読む作品だと思っていたが,市川の他者を慮る能力は卓越しすぎていている。中学生にして人間ができすぎている。考え方が捻くれている陰キャの市川でなかったら自分は読むのを早々に諦めていた。
 
僕ヤバで好きなキャラ
〇市川香菜
市川のお姉ちゃん。
ギャルゲーとかの綺麗なお姉ちゃんじゃなくて,「いるな~」って感じのお姉ちゃん。弟に対する絶妙なウザさが居心地良い。でも頼れるときは頼れる。
モデルの山田に会った時の人見知り感から市川を感じる。
 
〇小林ちひろ
山田の親友。ばやしこ。ちい。
ちっちゃくてかわいい。ツッコミ役を自負しててかわいい。
山田のボディーガードをしているがめちゃくちゃチョロい。知ったような顔をしているが,作品内で一番人間関係に疎い。