20240113 ポケモンとドラクエ

ポケットモンスタースカーレット・バイオレット(以下,SV)のダウンロードコンテンツであるゼロの秘宝番外編と,ドラゴンクエストモンスターズ3(以下,DQM3)をクリアした。以下感想。
 
ゼロの秘宝番外編
すごかった。
ゼロの秘宝がシリアス寄りのシナリオだったこともあって,番外編ではキタカミの伝承にまつわる悲しき過去とか駆け足気味だった後編の補足とかされるのかと思ってたけど,全然キビキビだった。
 
SVに出てくるキャラクター皆好きかもしれない。シナリオの最初,主人公の家でスイッチのソフトを聞くボタンとかお母さんの手伝いをするネモとか,話の流れで「じゃあテーブルシティ前集合ね!」ってなる感じとか,ホームウェイ組が「学校の友達」そのもので嬉しかった。もっと皆と冒険してたい。スカーレットは買ったもののまだプレイしてないからまた時間見つけてやろうかな。古代組もほしいし。
スグリとゼイユもその輪にすっと馴染めてよかった。っていうかスグリが元気でやっているようでよかった。穏やかにはなっていたけれど,所々気の強さを見せるのが「昔に戻った」のではなく「成長した」スグリを感じさせられる。このまま元気に育ってほしい。
ずっとギャグSSみたいな感じだったけど,モモワロスの能力や,オーガポンや家来たちと戦わせたときの反応,ゼロの秘宝前編での情報も併せて,キタカミの里に誤った伝承が伝わっていた原因が断片的にではあるが分かって,かなり満足度が高いシナリオだった。
 
もう一段DLCこないかな。それか,サザエさん枠でホームウェイ+α組の日常アニメを毎週流してほしい。むしろなんで今放映されてないんだ。されるべきだろ。胸が苦しくなってきた…
 
DQM3
神作ではないが良作だった。
主人公が父親を倒して魔界の王になりたいというのが最初から描かれていたので,ならそれに従わんとな…と人間を殲滅する方針で選択肢を選んでいたら普通にパーティメンバーのベネットに幻滅されてパーティを去られたのでかなり焦った。
もし主人公が人間に絶望していたら…のIFがみれたのもよかった。ドラクエ4はまだ全クリしていないけど,今回のIFルートで描かれたのがドラクエ4の正史なのだろう。シナリオはこの中盤まではかなり情緒を揺さぶられてよかった。
 
ただ,主人公が改心し,人間と魔族の仲を取り持ちたいと考えるようになってからは正直微妙だった。魔界のモンスターの問題を解決するのが動機になってしまって,主人公の物語はそこで一旦終わってしまったように感じた(でもパーシヴァルが疑心に駆られ変わってしまった王を討つ展開はかなり好き)。主人公の父親のランディオル大帝が特に展開に一波乱を加えるわけでもないし,後半は現代のゲームにしては薄味な印象だった。勇者ソロが助太刀に来る展開はアチアチだった。
 
配合は楽しかった。ストーリー中盤で進行度に見合わずAランクを3体,Sランクを1体作ってしまったのでシナリオは最後までこの4体で進めた。流石にヌルゲー過ぎるので,途中で無駄に配合をしてレベルを下げていた。ラスボスまで割と余裕があったのだが,さっきランディオル大帝に2体倒されてかなり白熱した。
 
ぷめー